貯蓄は平均的に出来ていると思うんだけど、これからの将来だと限界がある。投資とかも耳にするけど、全く分からない。学ぶ環境がないんだよなー。
10年間でほったらかし海外投資をメインに貯金ゼロから資産3000万円を達成中のrikuパパが「小学生でもわかる」をテーマにお金のリテラシーを解説します。
rikuパパってどんな人?
- 海外投資歴10年超のブロガー2年目
- 貯金ゼロ→海外投資で3000万円超を達成
- ほったらかしでもできる投資が好物
- 国内<海外投資の知識豊富
お金の正体とは?
まずは「お金の正体」について解説します。
お金は専門用語が多い世界ですので、小学生でも分かるキーワードや例えでお話します。
「お金の正体」を知れば、お金の苦手意識は薄れ、どうすればいいのか?という出口のない悩みから解消され、何をすべきか?が明確になります。
お金の正体は〇〇の数
お金の正体を知っているか知らないかでは、まるで無免許運転で車を運転している危ない状況だと言えます。
ずばり、お金の正体は信用の数です。
実は個人だけでなくお金の正体が企業や団体や国でも同じことが言えるのです。
個人
信用のある人は、飲食店でツケで食べることができます。
会社
信用がある会社のほうが銀行の融資額が大きくなります。
団体
寄付を募った際に、信用がある団体には寄付金額がたくさん集まります。
国
信用されている国であれば、安定した利回りで国を運用できたり、国際経済基準の格付けも高いです。
一時的にはお金を持っていたとしても、結局は個人に信用がないのだから、その人が独立をすると何も残らないですね。
メモ
お金は信用の数だと解説しました。
お金がない時は、まずは信用を貯めていく。
お金がある時は、今ある信用を切り売りせずに信用の貯蓄が大切。
お金=信用の数 身近な事例
身近にあるお金の正体が信用であるいくつかの事例をみていきたいと思います。
- クレジットカードのショッピング枠
読者の皆さんも一枚は保有しているクレジットカード。
クレジットカードには「ショッピング枠として幾らまでの上限額」が設定されています。
ある人は上限額100万円。
同じカードでも人によっては上限額300万円。
年会費の一番高い最高級なクレジットカードは上限額無制限。
などの話も聞きますよね。
creiit=信用なのでショッピング枠はカード会社から「あなたは100万円までは信用できますよ。」って言われているようなものです。
それでも、長期間カードを利用して、支払い実績を積むことでショッピング枠が向上したりもします。
非常にわかりやすい事例です。
- 大学基金(エンダウメント)・・・卒業生からの寄付金
聞きなれない言葉かもしれませんが、日本の数々の大学でさえ卒業生や父兄からの寄付金を募っているのはご存じだと思います。
エンダウメントとは、 卒業生や父兄、企業から寄付金を集め、大学が投資をしているという仕組みです。 多くの卒業生を抱える老舗大学やネームバリューがある大学などは寄付金も多額です。
エンダウメントは個人に留まらず、企業なども参入しており超有名な米国の大学でもエンダウメントを採用しています。集めた寄付金で投資をしてリターンが出たら、質の高い教育環境を整えたり、研究費用や有望な学生を奨学金で抱え込む為の資金源になります。
投資でマイナスを被っても返金義務のない寄付金なので、多少のリスクを取ることもできます。このように資金体力があり、長期で投資をし続けられる状況なので大学基金によって大学の資金力やブランド力に影響が出るのも納得です。
有名大学のエンダウメント資産残高の一例は、
- ハーバード大学 392億ドル (約4兆4,296億円)(2018年度)
- イェール大学 294億ドル (約3兆3,222億円) (2018年度)
- 早稲田大学 1400億円(2020年度)
- 慶應義塾大学 870億円
- 東京大学 100億円(2022年度)
世界基準でみると、優秀な学生を抱えるための資金力の有無で社会に与える影響も関係しています。
ノーベル賞の獲得数でもわかるように日本<アメリカの大学に世界から優秀な学生や研究できる環境がある。という構図になっています。
信用される大学だからこそ、お金が集まってくるのですね。
信用される人が実践している信用の貯め方
世の中の信用される人や企業、商品などには共通して信用に値する3つの要素が備わっています。
信用される人はいったい何をしているのか?
信用を作る3つの要素は以下です。
- 成功体験
- コミュニケーション
- 投資
一つずつ解説していきます。
信用の貯め方①成功体験
成功体験とは2つの意味を持ちます。
個人的な成功と社会的な成功です。
信用をつくるには社会的な成功です。
では個人的な成功と社会的な成功の違いをみていきましょう。
個人的な成功体験
毎朝6時に起床して一番早くに出社します
社会的な成功体験
1年間毎日欠かさずに一番出社を継続できると社内で表彰される
この個人的な成功体験を継続した先に周りから評価されると社会的な成功体験に切り替わります。
例えば、
社長賞を何度も受賞する社内売上No1の営業マンから商品を買うか?
入社間もない新人さんから商品を買うのか?
おそらく「売上No1の営業マンから買いたい。」という人は多いと思います。
この営業マンにはたくさんのお客さんがいて、社内でも評価されていればおのずと給与や賞与にも反映されます。
他にも、旬のアイドルがスキャンダルや一度の失敗で世の中から淘汰されるとメディア露出が少なくなります。
そんな中、復活できるアイドルと復活できない人の違いは、再度「信用」を勝ち取れるかどうか?が決めてです。
社会的な成功体験が少ない人はもしかしたら、個人的な成功体験が少ないことが原因かもしれません。
社会的な成功体験が欲しければ、個人的な成功体験をたくさん産み出せれると後から信用が付いてきます。
信用の貯め方②コミュニケーション
コミュニケーション能力が高い人はやはり信用されます。
トーク力や巻き込める力があることも重要だけど、お互いを理解しあえるかどうかがコミュニケーションの本質です。
的確な言葉をかけてくれたり、ここぞ。という時に暖かい言葉をくれる人もあなたの中で信用できる人の候補になるはずだと思います。
コミュニケーションでは、
信用の貯め方③投資
単純に、NISAやiDECOをやっている人か否か。ではなく先行投資(先に払えるか?)が大事だよ。
世の中には、先に払う人と、先にもらう人の二つの人種に分かれます。
先にもらおうとする人は、条件ありきで判断する人です。
先に払える人は気前よく先に動ける人です。
例えば、こんなシーンで考えてみましょう。
あなたが楽しいホームパーティーを企画しました。
その時に2人にパーティーのお誘いをしました。
Aさん:「ホームパーティー?いいね。そのパーティには誰が来るの?会費は幾ら?何か私に徳がある?」
Bさん:「ホームパーティー、いいね!その日は仕事で重なっちゃってて、顔だけ出すことになるかもしれないけど、時間作るね!手土産とか持っていってもいいかな?」
どうですか?Bさんのほうが、次の機会にも誘いたくなりますよね。
おそらく2回目の開催を考えた時も、また呼んであげたいと思える人になるはずです。
私たち、ビジネスマンでも、個人の時間を先行投資して毎月の給与や報酬という形でお金を得ています。
この世に「お金くれたら、働きます。」
なんて人には誰も頼ろうとは思えないはずです。
時間以外にも職人さんや専門職の技術者は自分の技やスキルを先行投資してお金を得ています。
「先行投資」という言葉も捉え方が変わってきませんか?
まとめ
- お金について勉強したい。
- 勉強するにもほとんどがノウハウ集ばかりなので基礎を学びたい。
- 将来のために何か対策しないといけないことはわかっているけど、何からやればいいのかが分からない…
こんな方向けに「お金の正体」を解説しました。
最後にこの記事をまとめます。
記事のまとめ
- お金の正体は信用の数です
- 私たちの生活の中でも、「お金は信用である」わかりやすい事例
- 信用される人が実践している信用の貯め方
- お金がない時は信用を貯めまくる
- お金がある時でも信用の貯蓄が大切
読者の皆さんが「お金の苦手意識は薄れ、どうすればいいのか?」という出口のない悩みから解消され、何をすべきか?が明確になれば幸いです。